高速道路を利用するなら今はやっぱりETCカードがあった方が便利だなと感じる機会は多くありますよね。
それでもそのうちにと思いながらついあと伸ばしになってしまったり、カード発行にお金がかかると聞いてそのうちにと思っている人はいませんか?
ETCカードを作るのは、特別面倒なものでもなく、費用も無料の場合が多いのをご存知でしょうか。
最近では、即日発行や年会費やカード発行手数料などが無料のものもあります。
ETCカードをいざ作ろうとなった場合に沸き起こる疑問点やおすすめのETCなどについて解説していきたいと思います。
これまでなかなかETCカードを作る機会がなかったという人必見です。
完全無料でETCカードを作りたい!おすすめ8選
数あるETCカードの中から完全無料で作ることのできるカードを紹介します。
多くの人がショッピングなどで便利に利用しているクレジットカードの追加として発行される場合が多いです。
そのため抵抗なく気軽に持つことができます。
おすすめETCカード①イオンカード
イオンカードは、イオンモールをはじめイオン系の店舗を利用する人におすすめです。
高速道路の利用はそれほど頻繁ではないけれど、いざという時のためにETCカードを持って車を利用したいという人にとっては持ちやすいETCカードです。
即日発行にも対応しているのですぐに利用したいという人にも安心です。
さらに、高速道路のETCバーに間違って衝突してしまうようなアクシデントが起こった場合には「ETCゲート車両損傷お見舞金制度」を利用することが可能です。
イオン系の店舗を利用することが多いなら、イオンカードからETCカードを発行した方が断然簡単で便利です。
おすすめETCカード②セゾンカード
ネットショッピングでも最大30倍のポイントを得ることができると人気のあるクレジットカードです。
年会費はもちろん、カード発行手数料も無料なので人気があります。
また、セゾンカードおなじみの「永久不滅ポイント」というサービスが提供されており、使えば使うほどどんどんポイントが増えます。
セゾンカードのETCを即日で発行する方法
通常、クレジットカードやETCカードは申し込みして審査に通過すると郵送でカードが届きますが、セゾンカードは直接受け取る方法があります。
申込後すぐにでもETCカードを使いたいという場合は、セゾンカードの公式サイトから申し込みをして審査に通過すると、近くにあるセゾン系の店舗内にあるセゾンカウンターで受け取ることが可能です。
おすすめETCカード③オリコカード
オリコカードは様々なショッピングの利用におなじみのクレジットカードです。
年会費はもちろんカードを発行する際の手数料もすべて無料で持つことができます。
100円利用するごとに1ポイントが付与されるという1%のポイント還元率は常に変わらずなので、貯まったポイントは、
- Amazonのギフト券
- JALやANAのマイレージ
- コンビニでおなじみのファミリーマートでの利用
- イオン系のショップで利用できる電子マネー「WAONポイント」
など希望のものに利用することができるので使い勝手の良さは格別です。
ただしオリコカードを持っていない場合、先にクレジットカードを作ってからの発行となります。
既にオリコカードを所有している人は、ETCカードの申し込みを行なうことができますが、所有していない場合は、まずオリコカードを作らなくてはいけません。
そのため、時間的余裕のある人におすすめです。
おすすめETCカード④出光カードまいどプラス
出光カードまいどプラスは、ガソリン1リットル給油するごとに2円の割引を得られるという特典がついています。
そのため、日頃からガソリンは出光でという人に人気の高いクレジットカードです。
年会費や発行手数料なども無料で利用することができるので利用するだけでかなりお得です。
カード発行から1ヶ月間は、ガソリン給油1リットルに対して5円の割引が適用される入会特典もあるのでお得です。
また、
- 24時間365日ロードサービスが年会費750円
- 最大でガソリン給油の際に1リットル8円までの値引きを受けることができる年会費500円のねびきプラス
などを付帯することで、まいどカードを利用するメリットは高くなります。
ガソリン給油の値引き、ロードサービスの付帯そしてETC利用と自動車を運転する人にとって必要不可欠なものが搭載されています。
おすすめETCカード⑤エポスカード
発行手数料はもちろん、年会費も無料となっているクレジットカードとETCカードということで利用者の多いカードです。
ポイント還元率は0.5%と決して高い還元率ではありませんが、用途に限らずエスポカードを利用するとすべてポイントに還元することができます。
そのため使えば使うほどポイントは自然に貯まっていきます。
カード発行の申込み条件は、18歳以上と年齢のみとなっているため、学生や主婦なども利用可能とハードルが低く利用しやすいと人気です。
カード発行までに通常約2週間という期間が必要ですが、マルイのカウンターに出向くことができればスピード発行も可能となっています。
おすすめETCカード⑥楽天カード【条件付き】
楽天カードは、楽天市場をはじめとするインターネットショッピングにはもちろん、最近ではドラッグストアーや様々な店舗で利用することができます。
気軽に持つことができ、利用する場所が多いということから若い人を中心に人気があります。
ETCカードの発行手数料が無料でさらにポイント還元率も1.0%と高めの設定となっていますので、利用すればするほどポイントもどんどん貯まっていきます。
ただしETCカードは、年会費として525円が必要となります。
しかし、この年会費は1年分のポイントで年会費をまかなうことができたり、キャンペーンをはじめとするポイント還元を利用すれば実質無料と言っても良いほどです。
入会キャンペーンとして最大5,000ポイントを手にすることのできる期間限定キャンペーンが開催されている時期を狙って入会すれば、年会費以上のポイントを得ることも可能です。
楽天カードのETCを無料にする方法
楽天カードでは、常時行われているキャンペーンを利用すればそのキャンペーンで付与されるポイントを年会費にあてることが可能となります。
しかし、そのキャンペーンを利用するタイミングでETCカードを作成するのも面倒という場合は、無料で利用できる楽天Point Clubへまずは加入しましょう。
その後、プラチナ会員になると年会費無料などの特典を得ることができます。
プラチナ会員は、
- 過去6ヶ月の間に2,000ポイント以上を獲得
- 15回以上のポイントを獲得
以上の2点をクリアすることでなることができます。
楽天カードを利用していれば、案外あっという間にポイントが貯まっていくので、効率よく楽天カードを利用してETCカードの年会費を無料にしましょう。
おすすめETCカード⑦ドコモdカード【条件付き】
ドコモのdカードは、NTTドコモから提供しているクレジットカードで、NTTドコモを利用している人が多く利用しています。
100円の利用でdポイントが1ポイント付与されます。
さらに、ETCマイレージサービスに登録しておくと、dポイントとは別に「ETCマイレージサービス」のポイントも貯まっていくのでかなりお得です。
ETCを利用する際に貯まったポイントは還元され「無料通行分」として高速道路の利用時に適用されます。
本会員としてドコモdカードを保有している人はもちろん、家族も持つことが可能です。
年会費は初年度は無料で、2年目以降も前年度に1度でも利用していれば料金が発生することはありません。
また、盗難や偽造などによる不正利用が起こった場合は、その届出をした日から最大90日前までは、ドコモで補償されるので安心です。
おすすめETCカード⑧auウォレット【条件付き】
auの携帯電話やひかりを利用し、auIDを持っていれば年会費無料で利用することができるので、普段からauを利用している人におすすめです。
ETCカード発行から1年以内に1度でも利用すれば、1,000円の新規発行手数料も無料となるので、auを利用していれば実質すべて無料となります。
一度で200円の利用でウォレットポイントが2ポイント付与されるので、どんどんポイントは貯まります。
手続きや連絡をしなくても、更新月が近づいてくると新たな更新カードが届けられるので、更新手続きがなく便利です。
auの携帯電話やひかりを利用しているなら利用して損のないカードと言えます。
ETCカードを無料で作る時に気をつけたい注意ポイントは?クレジット機能は必ず必要?
実際にどんなETCカードがあるのかを複数種類見てみると、手軽にETCカードは作ることができるんだと思った人も少なくないと思います。
特に無料で作る時に、気をつけなくてはいけない注意点を解説していきますので見ていきましょう。
また、クレジットなしでETCカードを作るのは可能かどうかについても解説します。
無料でETCカードを作る方法は?
無料でETCカードを作る方法は、年会費などのカードの維持管理費用がかからないものを最初から選んで利用することです。
これが一番理想的な作り方ですが、一般的には、
- 新規カード発行手数料として1,000円
- 年会費として500円前後
などの費用が必要となるケースが多いです。
ただし、クレジットカードを利用することでポイントが貯まるシステムを利用すれば、その費用をポイントでまかなうことが可能です。
今人気が高く多くの人が利用しているクレジットカードは、利用金額に応じたポイントを付与しているので、そのような仕組みをうまく利用してみましょう。
実際にETCカードを作り、使ってみると失敗だったと思うことはほとんどないと思いますので、あまり考えすぎないように選ぶと良いです。
ETCカードはクレジット機能なし(ETCカードのみ)でも作れる?
クレジットカードに付帯しているカードとして多くのクレジットカードで利用することができます。
クレジット機能のついていないETCカードはないだろうか?とETCカードが欲しいという人の中には思っている人もいるようです。
「ETCパーソナルカード」は、クレジット機能のないETCの利用でのみ使うことのできるカードなのでおすすめです。
クレジット機能がついていないので、審査に不安があるという人にとっては安心して持つことができますが、このカードを持つためには以下のような条件があります。
- 年会費が必ず必要となる
- デポジット金が必要となる
という風に、利用するためにはある程度のお金が必要になります。
デポジット金は、ETCを利用するために預ける保証金のことです。
利用額に応じて先に指定された金額を入れておく必要があるので、クレジットカードほどの便利さはありません。
また、クレジットカードのようなポイント還元もないので、お得感を感じることもありません。ただETCを利用できるというだけのカードとなります。
ETCパーソナルカードとは?
- NEXCO東日本
- NEXCO中日本
- NEXCO西日本
- 首都高速道路株式会社
- 阪神高速道路株式会社
- 本州四国連絡高速道路株式会社
以上の高速道路を運営している会社から発行されるETCカードです。
ETCカードの申し込みは、申込用紙を高速道路を運営している会社へ連絡して取り寄せるか、高速道路のSAに設置してある申し込み用紙に記載し、郵送することとなります。
申込後、デポジット金(保証金)の振り込み用紙が届くので、それを利用して振り込みをすると、ETCカードが郵送され使えるようになります。
デポジット金(保証金)は、月の利用料の4倍の金額となり、月平均5,000円の利用なら20,000円がデポジット金となります。
この金額は自己申告となり、支払いの済んでいないETC料金が、デポジット金の80%を超えるとETCカードが利用できなくなってしまうので注意が必要です。
ETCカードは審査なしでも作れる?
ETCカードは、クレジットカードに付随する機能のひとつとして発行されるものがほとんどです。
そして、ショッピングなどと同様に高速道路の利用後、後日支払いとなることから、クレジットカードを作るのと同じように審査が行われるのが普通です。
しかし、もう既にクレジットカードを所有している場合、クレジットカードの利用状況に問題がなければすぐに作ることができます。
新たにクレジットカードとあわせてETCカードも作るという場合は、普通に審査が行われることとなります。
ETCカードは無料で作るのが正解!人気のカードを活用しよう
ETCカードをこれから作るなら、カード発行手数料はもちろん年会費も無料となるカードを作るのが正解です。
ポイント還元率や様々な特典があるのも魅力的です。
しかし、それにプラスして無料で作ることのできるETCカードもたくさんあるので、その中から人気のあるカードを活用してみましょう。
定期的に高速道路を利用するならETCカードは持っておいて損のないカードなので、この機会に是非作ってみてはどうでしょう。