ダイナースカードについて、「どんな種類や仕組みがあるのか知りたい」「新しく始まったサービスについて知りたい」と思っている方も多いのではないでしょうか?
この記事では、ダイナースカードの種類、年会費、ポイント還元率、優待サービス、新しく始まったコンパニオンカードなどについて詳しく解説していきます。
この記事を読むことで、ステータス性の非常に高いダイナースカードについて詳しく理解できます。ぜひ参考にしてください。
目次
ダイナースクラブカードの基本情報
ダイナースクラブカードの基本情報を表にまとめました。ダイナースクラブカードは、5大国際ブランドの中でも際立ってステータスの高いカードです。
審査基準も厳しいです。特徴を理解して審査に申し込みましょう。
ダイナースクラブカード | |
年会費(税込) | 24200円 |
ポイント還元率 | 0.5~1% |
貯まるポイント | ダイナースクラブ リワードポイント |
国際ブランド | ダイナースクラブ |
追加機能 | ETCカード 家族カード |
付帯保険 | 海外・国内旅行傷害保険 ショッピング・リカバリー |
利用限度額 | 一律の制限なし |
締め日・支払い日 | 毎月15日締め(土・日・祝日含む) 翌月10日支払い(土・日・祝日の場合翌営業日) |
ダイナースカードの種類は?代表的なカードの特徴やメリットを整理!
ダイナースカードの種類をまとめました。代表的なカードの特徴やメリットなども詳しく書いてあるので参考にしてください。
ダイナースカードはもともと富裕層向けに作られたカードです。ゆえに、どれもステータス性は非常に高いカードです。
ダイナースクラブカード
一般的なダイナースクラブカードについてまとめました。一般的なダイナースクラブカードは、ダイナースクラブカード、ダイナースクラブプレミアムカードの2種類があります。
それぞれのカードの年会費、ポイント還元率、特徴などを解説するので参考にしてください。
ダイナースクラブカード
ダイナースクラブカードは年会費24200円(税込)、ポイント還元率0.5~1%のカードです。ダイナースクラブカードはもっとも標準的で、初めてダイナースクラブカードを持ちたい方にオススメです。
ただし、入会の目安が27歳以上なので注意してください。ダイナースクラブは利用限度額が「一律の制限なし」で、1人1人の利用状況によって設定されています。
年収、資産状況などによって高い限度額に設定されることもあります。ただし、限度額は無制限ではないのでご注意ください。
新規入会キャンペーンで2019年10月1日~2020年3月31日までオリジナルラゲッジタグと、新規入会後の利用で最大30000ポイントプレゼントされます。
特典の獲得条件を以下にまとめました。
- 新規入会で期間限定オリジナルラゲッジタグ
- 入会後3ヶ月以内に25万円の利用で5000ボーナスポイン
- 入会後3ヶ月以内に50万円の利用で20000ボーナスポイント
- 1~3達成で5000ボーナスポイント
期間限定なので早めの検討をオススメします。
ダイナースクラブ プレミアムカード
ダイナースクラブプレミアムカードは、年会費143000円(税込)、ポイント還元率0.5~2%のカードです。カード会社から招待がなければ作れないので注意してください。
ダイナースクラブプレミアムカードは、ダイナースクラブのカードの中でも最高ランクです。一般的なクレジットカードの最上位であるブラックカードと同じか、それ以上のレベルのカードです。
ダイナースクラブ銀座プレミアムラウンジの利用、24時間対応のコンシェルジュなどの特別サービスもあります。
ステータスの高さと豪華なサービスにこだわりたい方にオススメのカードです。
ビジネスカード
ダイナースクラブカードのビジネスカードについて解説します。サラリーマンの方は作れませんが、将来的に、起業・個人事業主などになるなら、検討すべきカードです。
ダイナースクラブ ビジネスカード
ダイナースクラブビジネスカードは、年会費29700円(税込)、ポイント還元率0.5~1%のカードです。27歳以上で、法人、団体などの代表者・役員または個人事業主しか作れないカードです。
サラリーマンの方は作ることができないカードなので注意しましょう。ダイナースクラブビジネスカードの特徴は、会社の経費をカード払いで処理できることです。
備品購入費、公共料金、接待費等、様々な経費を支払えます。決済をカードにまとめることで、経費処理や利用状況の確認がスムーズになり、ポイントも貯められます。
ダイナースクラブビジネスカードは、ビジネス目的でカードを利用する方にオススメのカードです。
航空会社提携カード
ダイナースクラブカードのうち、航空会社提携カードをまとめました。飛行機をよく利用する方はマイルを効率的に貯められるのでオススメです。
カードの種類によって特徴があります。よく見比べてください。
ANAダイナースカード
ANAダイナースカードは、年会費29700円(税込)、ポイント還元率0.5~1%のカードです。申し込み条件の目安は27歳以上です。
ANAダイナースカードの特徴は、貯まったポイントを移行手数料無料、移行上限なしでANAマイルに交換できるところで、ANAをよく利用する方にオススメです。
新規入会キャンペーンで、2020年1月31日までに申し込めば最大71000マイル相当を獲得するチャンスがあります。以下に詳細をまとめます。
- 新規入会で2000マイル
- 新規入会後、集計期間内に50万円の利用で38000マイル相当
- 新規入会後、集計期間内にさらに40万円以上の利用で20000マイル相当
- キャンペーン期間中に家族カードとビジネス・アカウントカードに追加入会で2000マイル相当
- 特典2、3の通常利用ポイントで9000マイル相当
キャンペーン期間が2020年1月31日までなので、早めの検討をオススメします。
JALダイナースカード
JALダイナースカードは、年会費30800円(税込)、ポイント還元率1~2%です。申し込み条件の目安は27歳以上です。
カード利用でJALマイルを貯められるので、JALをよく利用する方にオススメです。新規入会キャンペーンで2020年1月15日までに申し込めば、最大9050マイルを獲得できます。
ただし、入会後「MyJALCARD」でキャンペーン参加登録をしないと、全ての特典を受け取ることができないので注意してください。
以下にマイルの獲得方法をまとめましたので、参考にしてください。
- 入会ボーナスで2500マイル
- JALカードショッピングマイル・プレミアム入会ボーナスで500マイル
- JALカード利用ボーナスで1000マイル(抽選)
- 「JALカードアプリ」ダウンロード・ログインボーナスで50マイル
- 入会搭乗ボーナスで5000マイル
キャンペーン期間が2020年1月15日までなので、早めの検討をオススメします。
デルタ スカイマイル ダイナースクラブカード
デルタスカイマイルダイナースクラブカードは、年会費30800円(税込)、ポイント還元率1.5%です。申し込み条件の目安は27歳以上です。
デルタスカイマイルダイナースクラブカードの特徴は、基本ポイント還元率が1.5%と高水準な点です。貯まったスカイマイルはデルタ航空、スカイマイル提携航空会社利用などで使えます。
デルタ航空をよく利用する方にオススメです。新規入会特典として最大35000マイル獲得のチャンスもあります。
以下に詳細をまとめました。
- 入会でボーナス10000マイル
- ファーストフライトボーナス25000マイル(デルタ・ワン、ビジネスクラスを利用の場合)
キャンペーンは予告なく終了する場合があるのでご注意ください。
MileagePlus ダイナースクラブカード
MileagePlusダイナースクラブカードは、年会費30800円(税込)、ポイント還元率1%です。申し込み条件の目安は27歳以上です。
MileagePlusダイナースクラブカードの特徴は、ポイントがマイルとして貯まり、ユナイテッド航空およびスターアライアンス加盟航空会社などでマイルを使える点です。
ユナイテッド航空をよく利用する方にオススメのカードです。新規入会後、3ヶ月以内に15万円以上のカード利用で5000マイルプレゼントされます。
ポイントをマイルに交換する手続きが面倒な方にオススメです。
そのほかの提携カード
ダイナースクラブカードのそのほかの提携カードをまとめました。条件次第では、主婦でも審査に通る可能性のあるカードもあります。
BMW ダイナースカード
BMWダイナースカードは、年会費が27500円(税込)、ポイント還元率が0.5~1%のカードです。申し込み条件の目安は27歳以上です。
BMWで新車購入する際、貯まったポイントをキャッシュバックに充てることが可能です。BMWで新車を買いたい人にオススメのカードです。
新規入会特典で、入会後6ヶ月以内に50万円以上利用すると、BMW正規ディーラーで使える10000円分のBMWクーポンを獲得できます。
他にも新規入会時にETCカードを同時申し込みすると、1000ポイント獲得できます。
銀座ダイナースクラブカード
銀座ダイナースクラブカードは、年会費27500円(税込)、ポイント還元率1~2%です。申し込み条件の目安は27歳以上です。
世帯収入が高ければ、主婦でも本会員として申し込みできるので検討してみてください。
「ダイナースクラブ銀座プレミアムラウンジ」、「大丸東京店のラウンジ」を無料で利用できるサービスもあります。銀座によく通う方にオススメのカードです。
日本の一等地である銀座でお得な優待を受けられる銀座ダイナースクラブカードは、正にセレブ御用達のカードです。
三井住友信託ダイナースクラブカード
三井住友信託ダイナースクラブカードは、年会費24200円(税込)、ポイント還元率0.5~1%です。申し込み条件の目安は27歳以上です。
三井住友信託ダイナースクラブカードは、カード会員限定で資産運用プランに申し込めます。定期預金に特別金利が適用されるなどのお得なサービスで、資産運用に興味のある方にオススメです。
2020年2月7日までのカード申し込みで、最大48000ポイント獲得のチャンスがあります。ポイント獲得条件の詳細を以下にまとめました。
- 新規入会で3000ポイント
- 新規入会後、集計期間内に20万円の利用で21000ポイント
- 新規入会後、集計期間内にさらに30万円以上の利用で24000ポイント
ダイナースとアメックスはどちらがいい?サービス内容を比較
ダイナースとアメックスのどちらがいいか迷ってる方も多いでしょう。そこでダイナースとアメックスのサービス内容を比較したので、参考にしてください。
ダイナースの特徴
ダイナースは「食事をする人」という意味です。食事に関する優待サービスが多いことがダイナースカードの大きな特徴です。
高級料亭の予約代行、選りすぐりレストランの会員限定サービスなど、グルメ志向の強い方にオススメのカードです。
アメックスの特徴
アメックスカードの大きな特徴は、海外旅行関連のサービスが多いことです。
自宅から空港への手荷物無料宅配サービス、海外旅行先でも24時間無料の電話サポートなど、サービスが充実してます。海外旅行によく行く方にオススメのカードです。
ダイナースクラブカードのサービス
ダイナースクラブカードの主な優待サービスをまとめました。ステータス性の高いダイナースクラブは、豪華な優待サービスが多数あるので参考にしてください。
付帯サービスを確認しておけば、よりダイナースクラブの魅力がわかります。
利用可能枠に制限がない
ダイナースクラブカードは、カード利用可能枠に「一律の制限がない」のが特徴です。会員1人ごとに、利用状況や支払い実績などを元に個別に設定されます。
ただし、一律の制限がないと言っても、カードが無制限に使えるわけではありません。一定の基準は存在しているので、きちんと支払えるレベルで利用するよう心がけてください。
支払いが高額になった際は、セキュリティ上の理由から決済が一時的に保留になる可能性があります。高額の支払いをする場合は、事前にカード会社に連絡しておきましょう。
海外旅行保険・ショッピング保険が充実している
ダイナースクラブカードは、海外旅行保険・ショッピング保険が充実しているのが特徴です。
海外旅行保険は、最高5000万円の自動付帯、最高1億円の利用付帯があります。ショッピング保険は年間500万円まで、購入日より90日間補償されます。
高級レストランにて、優待サービスを受けることができる
ダイナースクラブカードは、高級レストランで優待サービスを受けられます。ダイナースクラブカード会員を含む2名以上で所定のコース料理を利用すると、1名分のコース料金が無料になります。
グループ特別プランの場合、ダイナースクラブカード会員を含む6名以上で所定のコース料理を利用すると、2名分のコース料理が無料になります。
大事な人との食事、同窓会や歓送迎会の際に活用するといいでしょう。
宿泊先のホテル・空港ラウンジ・航空券などの優待サービス
ダイナースクラブカードは、宿泊先のホテルや空港ラウンジ、航空券などの優待サービスを受けられます。
以下に主な優待サービスをまとめましたので、参考にしてください。
- 厳選された国内外のホテル・旅館の特別割引・特典
- 空港送迎タクシー・サービ
- 空港ラウンジ無料利用
- 国内・海外パッケージツアーを最大5%割引
- 海外航空券の紹介サービス
他にも豪華な優待サービスがあるので、旅行する際にとても役立ちます。
2019年7月から始まった「ダイナースコンパニオンカード」とは?
ダイナースクラブの新サービス「ダイナースコンパニオンカード」について解説します。非常にお得なサービスなので、参考にしてください。
コンパニオンカードを利用できるのは「ダイナースクラブカード」と「ダイナースクラブプレミアムカード」のみです。
ダイナースコンパニオンカードとは
ダイナースコンパニオンカードとは、ダイナースクラブカード会員限定で、5大国際ブランドの1つであるMasterCardのカードを無料で追加発行できるサービスです。
ダイナースに加盟していない店でも、MasterCardの加盟店ならコンパニオンカードで決済できます。
コンパニオンカードで決済した場合、ポイント、請求、利用明細をダイナースカードに1本化できるので管理もしやすいです。
ダイナースクラブ プレミアム コンパニオンカード
ダイナースクラブプレミアムコンパニオンカードは、MasterCard最上位のステータスを備えた「TRUST CLUB ワールドエリートカード」が付帯されたカードです。
通常年会費143000円(税込)かかるカードですが、プレミアムカード会員なら年会費無料で利用できます。
ダイナースクラブプレミアムコンパニオンカードのポイント還元率は1.0%です。MasterCard最上位のカードを無料で所有できるのが、ダイナースクラブプレミアムコンパニオンカードの大きな特徴です。
空港ラウンジサービス「ラウンジ・キー」の利用料無料、ヘリクルーズの利用など、「TRUST CLUB ワールドエリートカード」に付帯している優待サービスも利用できます。
ダイナースクラブ コンパニオンカード
ダイナースクラブコンパニオンカードは、「TRUST CLUB プラチナマスターカード」を付帯できます。通常年会費が3300円(税込)かかるカードですが、ダイナースクラブ会員の場合、年会費無料で利用できます。
ダイナースコンパニオンカードの決済では、ポイント還元率は0.5%です。ポイント、請求、利用明細をダイナースカードに1本化できるので管理もしやすいです。
国内高級ホテル・高級旅館予約サービス、国内ゴルフ予約サービスなど「TRUST CLUB プラチナマスターカード」に付帯している優待サービスも利用できます。
ダイナースのカード審査は厳しい?審査基準と審査期間
ダイナースのカード審査は以前に比べると甘くなったものの、他のカードに比べると厳しいことで有名です。しかし、一般の方も作ることは可能なので、ダイナースカードの審査基準と審査期間について詳しく解説します。
審査基準
公式サイトによると、27歳以上が申し込みの最低の目安です。審査通過の年収は400万円以上とされています。
勤続年数は3~5年が必要とも言われ、ある程度の年収、勤務年数がないと審査に通るのは難しいです。
審査期間
審査期間は、およそ1~3週間と言われています。ダイナースの審査は厳しいので、手元にカードが届くまでにある程度時間がかかると考えておいた方がいいでしょう。
ダイナースクラブカードの炎上騒ぎって何?
ダイナースクラブカードの炎上騒ぎとは、幻冬舎の月刊誌「GOETHE」のWeb版に、ダイナースカード以外のカードを否定するような記事が掲載されたことで起きた炎上騒ぎのことです。
その記事の中に出てくる3人の美人秘書の発言が騒動の発端です。
- 「通販サイトのカードでいばられても(笑)」
- 「男性が交通系の機能がついたカメラ屋さんのカードで支払っていた時は、気まずく感じてしまって見ないふりをしました(笑)」
- 「百貨店とかスーパーとかのカードしか持っていないと、この人は何にもこだわらない人なんだろうなとと思っちゃう」
などの発言をしたことで物議を醸し出したわけです。現在は記事は削除され、ダイナースクラブ運営側も誤解を招いたことを反省しているようです。
自分にピッタリのダイナースカードを手に入れて、毎日をお得に過ごそう!
ダイナースカードはステータス性の非常に高いカードです。ダイナースカードを所有していること、それ自体で優越感に浸れます。
他のクレジットカードにはない豪華な優待サービスも付帯しています。その分、カード審査は厳しいですが、一般の方でも作ることは可能です。
申し込む前から諦めず、ダイナースカードの審査に望むことをオススメします。ダイナースカードを手に入れて毎日をお得に過ごしていただければ幸いです。