リクルートカードは、求人広告や人材派遣大手のリクルートホールディングスが運営するクレジットカードです。
リクルートポイントを貯めると様々なサービスを利用できますますが、どんな特典があるのか気になりますよね。
特典の多さに加え、リクルートカードはポイント還元率が非常に高く、他社のポイントに変換もできることから、使い勝手の良いクレジットカードでもあります。
今回はリクルートカードについて、詳しく解説していきます。
目次
リクルートカードの基本情報
年会費 | 無料 |
ポイント還元 | 1.20%~3.20% |
貯まるポイント | リクルートポイント |
国際ブランド | VISA、Mastercard、JCB、銀聯 |
追加機能 | ETCカード、家族カード |
付帯保険 | 海外旅行、国内旅行、ショッピング |
その他の特徴 | Pontaポイントに交換 |
利用限度額 | 10万円~100万円 |
締め日・支払日 | 15日締め、翌月10日払い |
リクルートカードのメリット7つ
リクルートカードは、他社のクレジットカードにはない魅力的なメリットを多く揃えています。ポイント還元率が高いのに年会費が無料なのは特にありがたいですね。
ここからメリットを詳しく解説していきます。
メリット①年会費は永年無料
リクルートカードは年会費が永年無料です。クレジットカードを持ちたくても、年会費が気になって二の足を踏んでいる人には、大きなメリットといえます。
他社のクレジットカードでは「カードで買い物をすれば永年無料」など条件が付いていることがあります。一方、リクルートカードは無条件で永年無料です。
メリット②ポイント還元率が「1.2%」と高い
リクルートカードのポイント還元率は1.2%と、他社に比べて高水準です。
例えば、イオンカードやセゾンカードは0.5%、楽天カードは1.0%のポイント還元率です。同じ年会費無料のクレジットカードは、0.5~1.0%の還元率なのでリクルートカードの還元率の高さが分かりますね。
せっかくクレジットカードを持つなら、お得に利用したいですよね。高いポイント還元率は、リクルートカードの最大のメリットといえます。年会費もかからないので、ぜひ検討したい1枚です。
メリット③リクルートのサービスで利用すると最大4.2%のポイント還元率
もともとポイント還元率が高いリクルートカードですが、利用の仕方によってはさらに還元率を上乗せできます。系列サービスを利用すれば、最大4.2%のポイント還元率になるのです。
例えば、ポンパレモールの利用で3%、じゃらん・ホットペッパーの利用で2%が、元々の還元率である1.2%に上乗せされます。
リクルート系のサービスに限られますが、うまく利用すれば大きなポイント還元の恩恵を受けられるのは魅力倍増ですね。
メリット④Pontaポイントに交換することができる
Pontaカードはローソンやゲオなど使えるものですが、リクルートカードで貯めたリクルートポイントをPontaポイントに交換できます。
Pontaカードは加盟店が多く、リクルートポイントと合わせればポイントの使い道が広がります。
Pontaポイントとリクルートポイントは等価交換で、さらにPontaポイントはマイルへの交換も可能です。その場合は2Pで1マイルとなりますが、例えばリクルートポイントをPontaポイントに換えて、マイルに換えるやり方なら、リクルートカードは高い還元率のためマイルが貯まりやすくなります。
メリット⑤付帯保険が充実している
リクルートカードは付帯保険も充実し、海外旅行保険は最高2,000万円、国内旅行保険は最高1,000万円が補償されます。クレジットカードに付帯保険を求める人も多く、嬉しいサービスといえます。
海外の医療費は高額になることが多く、海外旅行に頻繁に行く人にとって、付帯保険がしっかりしているのは心強い味方です。
ショッピング保険も付いており、年間200万円まで補償してくれます。
メリット⑥電子マネーチャージ(nanaco等)もポイント対象
電子マネー決済は現代の主流となりつつあります。しかし、クレジットカードの種類によっては、電子マネーにチャージした分はポイント付与の対象外にすることがあります。
その点、リクルートカードは電子マネーにチャージした分も、通常通り1.2%の還元率でポイント付与されます。
電子マネーのうち、nanacoや楽天Edyなどは、さらに0.5%のポイントが加算され、合計1.7%の還元を受けられます。ポイントの二重どりができるのはすごいですね。
メリット⑦期間限定でQUICPay・ApplePayの利用で20%のキャッシュバックが受けられる
2019年8月16日~2019年12月15日に応募サイトに登録すれば、利用金額から20%のキャッシュバックを受けられます。ただし、利用金額の上限は10,000円です。
対象の国際ブランドはJCBのみで、QUICPayまたはApplePayを利用することが条件です。
普段から電子マネーを利用している人はもちろん、いまは現金派の人も、お得なキャッシュバックを受けられるので利用をおすすめします。
リクルートカードに関するお得なキャンペーン
クレジットカード会社は会員を増やすために、たびたびお得なキャンペーンを実施します。もちろん、リクルートカードもいくつかキャンペーンを実施しています。
入会するからには賢く利用して、入会時からメリットを感じられるキャンペーンは大切です。
ポイントサイトを経由して申し込んだ場合の新規入会特典が充実!
リクルートカードに入会すると、8,000円相当のポイントが新規入会特典として付与されます。
それだけでもかなりお得ですが、ポイントサイトを経由すれば、さらに付与されるポイントを増やすことができます。
ただし。JCBのみでポイントの上乗せがあり、VISAやMastercardでは恩恵を受けられません。
多くあるポイントサイトのうち、i2iポイントというサイトを利用すると、800円相当のポイントが新規入会ポイントとして加算されます。
ポイントサイトを上手に活用すれば、入会時から多額のポイントが付与されるのです。
紹介特典
リクルートカードは自分で申し込むほかに、既にリクルートカードを利用している人からの紹介でも申し込むことができます。
一定の手順を踏めば、紹介で入会すると特典が付きます。その手順は、リクルートカード会員の人がメールやSNSなどで、知り合いにリクルートカード紹介URLを送付します。
紹介された人が送付されたURLを通して入会すると、紹介した人に2,000円分のポイントが付与されます。
リクルートカードについてよくある質問
リクルートカードは年会費無料でポイント還元率が高く、使い勝手の良いだけに気になる人が多いようです。このため、様々な質問が飛び交っています。中でも審査基準や審査期間の疑問を抱く人が多くいることがわかりました。
よくある質問について、以下で回答していきます。
リクルートカードは解約しやすい?方法も確認
使い勝手の良いカードでも、利用者の状況が変われば不要になることがあります。不要になれば解約をするわけですが、リクルートカードの解約は比較的容易です。
クレジットカードの解約は一般的に、電話完結するケースと電話で資料請求を行い書面で手続きするケースがあります。リクルートカードは電話で解約できるので簡単です。
ただし、電話での解約は受付時間が9時~17時なので注意しましょう。
リクルートカードプラスにはまだ申し込める?
リクルートカードには、過去にリクルートカードプラスというカードが存在しました。リクルートカードプラスはポイント還元率に特化し、2.0%の高さを誇りました。
現行のリクルートカードは年会費無料ですが、リクルートカードプラスは年会費2,160円でした。ただ、ポイント還元率が高く充分もとが取れるので、多くの利用者がいました。
しかし、2016年3月にカード発行が終了し、現在は新規発行できません。
リクルートカードの審査は厳しい?審査基準や審査期間は?
リクルートカードの申込条件は、高校生を除く18歳以上で本人または配偶者に安定的な収入がある人です。
審査基準もそこまで厳しいものではなく、専業主婦や学生でも所持できる可能性があります。
最短で即日で審査が終わるという審査期間の短さで、審査通過後1週間前後でカードが届きます。できるだけ早くクレジットカードを持ちたい人に、おすすめできるカードです。
リクルートカードと合わせておすすめのクレジットカード
ここまで紹介したように、リクルートカードはとても使い勝手のいいカードです。さらに、他社のクレジットカードと併用すれば、恩恵が増すことがあります。
併用するとさらにお得になるクレジットカードの概要をまとめてみます。
楽天カード
CMなどで知られる楽天カードは、国内発行数1位とされる最大手のクレジットカードです。年会費は無料で、入会時に大量の楽天ポイントを付与するキャンペーンで、多くの利用者を取り込んできました。
楽天カードのポイント還元率は1.0%と、リクルートカードより低いですが、楽天サービスを利用すれば最大3%まで上がります。貯まったポイントは1ポイント1円として、買い物などに利用できます。
国際ブランドも、JCB・VISA・Mastercard・Americannessと豊富に揃っており、利用者にあったブランドを選べます。
Orico Card THE POINT
オリコが発行するOrico Card THE POINTは、本人のカードに加え、家族カードやETCカードも年会費無料です。ポイント還元率は通常の1%に0.5%上乗せされます。さらに、入会後6ヶ月間は1%加算され、合計2.5%となります。
オリコモールというサイトを経由して買い物すると、特別加算ポイント0.5%が上乗せされます。
つまり、入会後6ヶ月月以内にオリコモールで買い物すると、実質3%の還元が得られます。
ポイントはマイルやギフト券に交換でき、有効活用できます。ただし、このカードには付帯保険が付いていないので、海外旅行などの際は、リクルートカードとの併用が望ましいです。
JCB CARD W/JCB CARD W plusL
JCB CARD Wは、国際ブランドの一つであるJCBが発行するクレジットカードです。このカードはJCBの中でも、ポイント還元率の高さで有名です。
ポイント還元率は1%で、セブンイレブンで使うとポイント3倍、スターバックスではポイント10倍になります。その他の加盟店でも2倍以上のポイントが付与され、ポイントを貯めやすいカードです。
同じ内容で、女性に特化したJCB CARD W plusLというカードがあります。女性特有の疾患や犯罪被害保障などのサービスが手厚いのが特徴です。
P-oneカード
クレジットカードの利用で、ポイント付与によって実質割引となることはあっても、直接金額を割引するカードはこれまでありませんでした。一方、P-oneカードは常に請求額から1%引きできるありがたいカードです。
普段のショッピングはもちろん、電気・水道・ガスなどの光熱水費も対象です。普段の生活費も含め、全ての支払いをP-oneカードにまとめるれば、それだけお得になります。
ただし、年会費がかかる上位カードにしなければポイントは付与されないので注意してください。
イオンカードセレクト
イオンカードセレクトは、クレジットカード、イオン銀行のキャッシュカード、電子マネーWAONが付帯している3wayカードです。
年会費は無料で、ポイント還元率は0.5%ですがイオングループの店舗では1%になります。毎月20日と30日の「お客様感謝デー」には買い物料金から5%割引されるサービスもあります。
他には、電子マネーWAONのオートチャージで0.5%のWAONポイントが還元されます。公共料金の支払いをこのカードですることにより、月5WAONポイントが付与されます。
また、給与振込口座をイオン銀行に指定すると10WAONポイントが付与されます。
このように、カードのポイントとWAONポイント両方が貯められるのでお得ですね。
セディナカードJiyu!da!
わくわくポイントというポイントサービスを実施しており、200円ごとに1ポイント貯まります。ポイントUPモールを経由して買い物すると、ポイントが最大で20倍になります。
セブンイレブンやダイエーなどの対象店舗利用では、ポイントが3倍になります。貯まったポイントはAmazonギフト券やnanacoへの交換もできます。
ただし、ポイント還元率は0.5%とやや低めなので、ポイントに特化したクレジットカードではありません。
セディナカードJiyu!da!では、最高1,000万円の国内旅行保険と年間50万円のショッピング保険も付帯しており、総合して利用価値の高いカードです。
リクルートカードを作って、ポイントをお得に貯めていこう!
リクルートカードは年会費無料でポイント還元率が高いなど、単体でも便利なカードです。特にポイント還元率1.2%は魅力的です。
旅行保険やショッピング保険も充実しており、年会費無料のクレジットカードとは思えないほどです。
他社のカードも併用して効率よくポイントを貯めるためにも、リクルートカードを作って賢く生活しましょう。