「クレジットカードを作るならポイントが貯まりやすいカードがいい」―。とはいえ、どのカードが良いのか違いがよく分からない人もいるでしょう。
数あるクレジットカードの中でも、ライフカードはポイント還元率が高いカードです。
この記事では、ライフカードの種類やそれぞれのメリット、ポイント交換で入手できる物の実例などを紹介していきます。
目次
ライフカードのポイントは何に交換するのがおすすめ?お得な方法を徹底調査
貯まったクレジットカードのポイントは、家電製品や金券、チケットなどさまざまな物に交換できます。ポイントの使い道を決めるのも、クレジットカードを保有する1つの楽しみです。
ここではおすすめの交換商品などを紹介しますので、参考にしてください。
ライフカードの利用で貯まる「LIFEサンクスポイント」って?
ライフカードはJCB、VISA、Mastercardの国際ブランドから選べ、いずれも入会金・年会費はかかりません。
ライフカードで貯まる「LIFEサンクスポイント」は1000円で1ポイント貯まり、1ポイント5円の価値があります。つまり、基本のポイント還元率は0.5%で、有効期限は最長5年です。
ただし、ポイントアップの仕組みがいくつもあり、申し込み初年度は基本の還元率よりポイント1.5倍、誕生月には3倍になります。
誕生月のポイント3倍は家族カードにも適用されるので、合算でポイントが貯まります。
さらに、年間利用金額でポイント付与率が上がり、年50万円以上で1.5倍、100万円以上で1.8倍、200万円以上で2倍になります。
ほかにも、会員用のネットショッピングモール「L-Mall」を通じて買い物すると、最大で25倍まで還元率は上昇します。
ライフカードのポイントは商品券やギフトカードに交換するのがお得
せっかくポイントを貯めても、使い道がなければ意味がありません。その点、ライフカードはポイント交換対象のグッズや金券も充実しています。
ここでは、ギフトカードや食事券などのおすすめの交換先を紹介します。何に交換しようか迷っている人は、参考にしてください。
おすすめの交換先①:高還元率のAOYAMAギフトカードセット
一番のオススメです!
LIFEサンクスポイントは通常、1ポイント5円で計算して商品や金券と交換できます。ただし、AOYAMAギフトカードセットだと、1ポイントにつき10円換算で交換できます。
交換できるAOYAMAギフトカードセットは、6000円と10000円があります。つまり、交換に必要なポイントは600ポイントか1000ポイントです。
6000円の場合はギフトカードと商品引換券が3000円ずつ、10000円の場合は5000円ずつのセットです。全国の洋服の青山各店舗で、ギフトカードと商品引換券を同時に使えます。
おすすめの交換先②:三光マーケティングフーズお食事券
2番目のオススメです!
三光マーケティングフーズとは、居酒屋「金の蔵」などを経営する会社です。1000ポイントで7000円分(1000円分×7枚)と食事券と交換できます。(1ポイント7円換算)
通常の1ポイント5円換算よりお得で、普段の飲食に使えるのでおすすめです。
金の蔵以外では、東方見聞録、バリバリ鶏や焼肉万里、アカマル屋などで使用可能です。
おすすめの交換先③:JCBギフトカードやQUOカード
3番目のオススメです!
1ポイント5円換算で交換比率は通常通りですが、汎用性の高さが魅力です。コンビニ、ファミレス、ドラッグストアなどさまざまな店で使えるので、何に交換していいか迷っているなら、交換しておいて損はありません。
JCBギフトカード、QUOカードともに5000円分のみが引き換え対象です。
高還元率だったJCBギフトカード1万円分は廃止
2017年6月以前は、ライフカードのポイント1800ポイントでJCBギフトカード10000円分とも交換できたようです。1ポイント約5.5円換算で、まだプランに残っていたらおすすめの交換先でした。
当時は最大15000ポイントで10万円分まで交換できたようです。さらにお得な交換比率ですが、残念ながら廃止されています。
ライフカードのポイントをVプリカに変えるのもおすすめ
その他にも、「Vプリカ」はおすすめのポイント交換対象です。Vプリカとは、インターネット上のVISA加盟店でクレジットカードと同じように使えるプリペイドカードです。
交換できる金額は3000円分、5000円分、10000円分で、還元率は1ポイント5円換算とポイント交換率ではお得感が薄れますが、VISA加盟店は数が多いので汎用性が高いです。
Vプリカはプリペイドカード(前払い式)なので、入っている金額以上は使えず、使いすぎがなく安心です。Vプリカギフトカードもあり、贈答にも使える点も魅力です。
自分で使うならライフカードのポイントをVプリカ発行コードに
Vプリカを自分用に持つなら、Vプリカ発行コードを入手すると便利です。LIFEサンクスポイントをVプリカの発行コードに交換し、アプリに登録して使います。カードを持ち歩く必要がないのでかさばりません。
Vプリカ発行コードは、ライフカードの「Vプリカを買う」のページで、専用アカウントを開設しないと入手できません。
開設手順は、上記のページで「アカウント開設(無料)」をクリックし、連絡先などをを入力すれば5~10分で開設できます。
アカウントを開設したら発行コードと交換できます。
Vプリカは発行から1年後の月末までが有効期限ですので注意してください。
ライフカードのポイントをVプリカギフトに交換すればプレゼントに使える
Vプリカにはギフトもあります。アカウント開設不要で入手・使用できるタイプの贈答用です。
3000円、5000円、10000円の3種類があり、デザインはリボン、花束、プレゼント、ベーシックの4種類から選べます。
贈答用に何をプレゼントして良いか迷っている人は、使い勝手が良いVプリカを検討してはいかがでしょうか。ネットのVISA加盟店で使えるので、もらった相手もすぐに使えて喜ぶはずです。
ライフカードのポイントのその他の使い道
ポイントは商品券やポイントカード以外にも交換できます。例えば、酒や米、インテリア家電などです。他社のポイントにも交換できます。
ここでは、商品券以外のおすすめの交換先と交換方法を紹介します。
ライフカードのポイントから他社ポイントに交換
ライフカードのポイントと交換できる他社のポイントは、dポイント、ベルメゾンポイント、楽天ポイント、ANAマイレージポイント、auWALLETポイント、Gポイントの6つです。
いずれも最低300ポイントから、100ポイント単位で交換できます。交換比率は1サンクスポイントにつき他社ポイントは5ポイントか4ポイントです。
他社のポイントでよく使うものがあれば、まとめるためにも検討してみてはいかがでしょうか。
ライフカードでTポイントを貯めたい場合はGポイント経由で
Tポイントはさまざまな店で貯められ、使い道も多い利便性が魅力です。しかし、LIFEサンクスポイントは直接Tポイントに移行できません。
ただ、ポイント交換サービスの「Gポイント」にいったん移行して、GポイントをTポイントに交換する方法があります。
具体的には、まずGポイントの会員になり、Gポイントのサイトで1サンクスポイントにつき4Gポイントと交換してください。
次に、GポイントをTポイントと交換すれば完了です。交換比率は1Gポイントにつき1Tポイントで、最低100ポイントから交換できます。
ライフカードのポイントは年会費に充当することも可能
年会費無料のライフカードが主流ですが、旅行保険やショッピングカード保険、シートベルト保険などの付帯サービスが充実した年会費ありのライフカードも存在します。
また、洋服の青山での買い物が5%引きになるAOYAMAライフマスターカードも年会費が発生します。
年会費ありのライフカードは、初年度無料で次年度から年会費1250円です。
その年会費をポイントで支払うことができ、170ポイントで1年分の年会費の支払いができます。現金で年会費を払うよりお得です。
キャッシュバックコースで現金にも交換するのもおすすめ
貯まったポイントは商品や金券だけでなく、現金にも交換できます。ライフカードでは2200ポイントで10000円と交換でき、1ポイント4.55円換算です。
交換比率はギフトカードや他社ポイントへの交換より条件が悪いものの、現金はもっとも汎用性が高いのでおすすめです。交換した現金はカードの引き落とし指定口座に振り込まれます。
ライフカードのポイント数別のおすすめ交換先
次はポイント残高別におすすめの交換先を紹介します。他社ポイント交換からギフトカード、日用品などさまざまあります。
たくさん貯めて高額商品に交換する、さらに買い物をしたいのでギフトカードに交換するなど、いろんな使い方ができるので参考にしてください。
500ポイント:他社ポイントやANAマイルに交換
まず170ポイントで次年度の年会費が無料になるのは先ほど紹介しました。
他にも200ポイントでVプリカ(ありがとう平成&よろしく令和)1000円分に、ANAのウェブサイトなどで使えるANA SKYコイン900円相当に交換できます。
300ポイントからはdポイント、ANAマイレージクラブ、auWALLET、ベルメゾンポイント、楽天ポイント、Gポイントなどの各種ポイントに交換できます。
1000ポイント:ギフトカードに交換
次に1000ポイント~の交換を紹介します。交換比率で有利なのはAOYAMAギフトカードセット(1万円分)、三光マーケティングフーズお食事券(7000円分)です。
汎用性の高いJCBギフトカードとQUOカード(5000円分)もおすすめです。
また、VプリカやVプリカギフト、Amazonギフト券などにも交換できます(いずれも5000円分)。プリペイドカードやギフトカードは、自分でも使え、贈答用にも便利なのでおすすめです。
1500ポイント:食品や日用品に交換するのもあり
ギフトカードをおすすめしたものの、「せっかくのポイントなのだから、普段買わないものと交換したい」と考える方もいるでしょう。
1500ポイントからは、自分へのご褒美になる高額商品がめじろ押しです。
ウィスキーが好きな方は、1600ポイントでバランタイン17年と交換でき、3700ポイントでジョニーウォーカーブルーラベルと交換できます。
食料品では1350ポイントで松坂牛1kg切り落としと、1650ポイントでお米5種食べ比べセット(2kg×5種)と交換できます。
他にも、松阪牛、神戸ビーフなどの高級食材、サイクロン掃除機、電気圧力鍋などの家電もあり、目移りしてしまう品ぞろえです。
ライフカードのポイント交換後、商品はいつ届く?
ここまでポイント交換で入手できる魅力的な商品を紹介しました。ここでは、ポイント交換手続きから商品到着までにかかる日数を紹介します。
ポイントは交換手続きした後、すぐに商品や金券が届くわけではありません。「手続きしたのに届かない」と無用な不安に陥ることがないよう、このコーナーを参考にしてください。
ギフトカードに交換した場合は3~4週間程度で届く
まず注意事項として、交換手続き後の取り消しや変更はできません。届くまでに時間が空いて「やっぱりこっちが良い」と思い直しても後の祭りです。交換前に十分検討してから手続きして下さい。
交換比率で有利なAOYAMAギフトカードや三光マーケティングフーズお食事券などは、およそ3~4週間で到着します。
これはあくまで目安で、ポイント交換申し込みが殺到すれば、これ以上の日数を要することがあります。
他社ポイントに交換した場合は2~8週間程度かかる
他社ポイント交換の所要期間は、ポイントごとに目安が異なり、
- ANAマイレージクラブ:4週間程度
- dポイント: 8週間程度
- auWALLETポイント:5週間程度
- 楽天スーパーポイント:6~8週間
- G-point: 2週間程度
- ベルメゾンポイント:2週間程度
です。
特にTポイントを入手したい場合は、G-pointを経由しますので、さらに日数がかかる点に注意してください。
ライフカードのポイントは有効期限に注意
ライフカードのポイントには有効期限があります。高額商品と交換しようと考えて貯め込み、いつの間にか失効していた、なんて事態にならないよう注意が必要です。
ここでは、有効期限の説明をしますので参考にしてください。
ライフカードのポイントの有効期限は2年間
貯めたポイントの有効期限は2年間です。ちなみに、ポイントを商品と交換する際は古いポイントから消費されます。
ポイント獲得後、1年目から2年目に移行する際は、自動的にポイントが繰り越されます。ポイント獲得後、2年が経過したポイントは順次、失効していきます。
ただし、次に紹介する方法を使えば有効期限を最大5年に延長できます。
ポイント繰越手続きで最大5年間
貯めたポイントは何もしなければ2年で失効します。ただし、ポイント繰越手続きをすれば、最長5年まで延長できます。
手続き方法は、ライフカード会員向けWebサービス「LIFE-WebDesk」にログインし、サンクスポイントの紹介・特典交換のページから「ポイント繰越」を選択します。
ポイント繰越を選んだら、「カゴに入れる」をクリックすれば手続き完了です。
また、電話でのポイント繰り越し申し込みもできるので、好きなほうでやってみてください。
ライフカード会員ページでのポイント獲得履歴や有効期限を確認しよう
貯めたポイントや有効期限などは、ライフカードのホームページにあるLIFE-Web Deskで確認できます。
この会員ページでは、利用金額やポイントの照会、ポイント交換、あとからリボ払い、あとから分割払いの申し込みなどができます。
請求額は、郵送と比べて約1週間近く早く知ることができます。またポイント交換は、LIFE-Web DesK会員専用の品物もあります。
ポイント残高や獲得履歴、ポイントの有効期限は請求書にも記載されていますが、会員ページならすぐに確認できます。
失効するポイントに気付けば、そのままネット環境を使って交換手続きできるので便利です。
ライフカードのポイントの効率的な貯め方
ライフカードでポイントを効率的に貯める方法を5つ紹介します。この方法を駆使して、どんどんポイントを貯めて、好きな商品と交換してください。
ライフカード入会後1年間はポイント1.5倍
1つ目は、ライフカードは入会後1年間はポイント1.5倍です。通常の還元率は0.5%なので、0.75%に上がります。
通常は1000円で1ポイント付く(商品交換時は1ポイント5円換算)のが、1000円で1.5ポイント付与されます。
コツは、入会後すぐに携帯代や光熱費などの固定費をクレジット払いに切り替えることです。後述するポイントボーナスも貰えるので、ぜひ活用してください。
お誕生月にはライフカードの基本ポイント3倍
2つめは、誕生月にはポイント付与率が3倍となります。
誕生月のキャンペーンをしているのは、クレジットカードではライフカードのみです。
この「3倍サ-ビス」は家族カードにも適用され、本カードにポイントは合算できる利点もあります。
コツは、高額な買い物を誕生月にまとめることです。誕生月は1つしか設定できないので注意してください。
ライフカードを年間50万円以上使えば300ポイントボーナス
3つ目は、年間利用額50万以上なら、300ポイントのボーナスが付くサービスです。
年間50万円は1ヶ月平均約41666円です。この金額なら携帯代や光熱費などの固定費をクレジット払いに切り替えるだけで、達成できる方も多いのではないのでしょうか。
それでも足りないと思う方は、普段の買い物もカード払いにすれば年間50万円に達する可能性は高まります。
L-Mallを活用すればライフカードのポイントが最大25倍
4つ目は、会員用のネットショッピングモール「L-Mall」で買い物すれば、ライフカードのポイントが最大25倍付与されます。
L-MailはライフカードのLIFE-Web Desk会員用のウェブサイトから入れます。対象店舗は多数あり、Yahoo!ショッピングや楽天市場、さとふる、nissen、じゃらんパックなどがあります。
同じ買い物をするなら、L-Mallを利用する方が断然お得です。
ライフカードのステージ制プログラムでポイント還元率UP
5つ目は、ステージ制プログラムです。ライフカード年間利用額に応じてポイント還元率が上昇する仕組みです。
年間利用額が50万円未満なら基本通り、50万円以上なら1.5倍、100万円以上なら1.8倍、200万円以上なら2倍のポイント付与率になる仕組みで、翌年度から適用されます。
先ほども紹介しましたが、年間50万円以上利用したら300ポイントのボーナスも受け取れるので二重にお得です。
コツは、固定費の支払いをライフカードでの支払いに切り替え、必需品の買い物もカード決済に切り替えることです。
自分のライフカードのステージを確認する方法は?
ライフカードのポイント付与率はについて、自身のステージは会員専用ページのLIFE-WebDeskで確認できます。
具体的には、LIFE-WebDeskにログインして「ご利用代金明細照会・Web支払い」を選択します。
次に、直近の月のご利用明細を見ると、LIFEサンクスプレゼントポイント情報の欄でステージが確認できます。また、毎月送付される利用代金明細書にも載っています。
ライフカードのポイントを交換するなら商品券やギフト券がお得
ここまで、ライフカードのポイント付与率やお得な交換商品、ポイントを貯めるコツを紹介しました。
ライフカードは基本のポイント付与率よりも、「入会後1年間は1.5倍」「誕生月は3倍」などの独特のサービスに強みがあります。
交換できる商品・金券も、通常の1ポイント5円換算を上回る好条件の交換先があるなど、魅力の詰まったカードです。
特に、通常の交換比率の2倍で入手できるAOYAMAギフトカードなど、商品券やギフトカードは汎用性が高く、自分使い・贈答用と利用シーンを選びません。
利用するほどポイント付与率も優遇され、普段使いに適したカードです。年会費無料のカードもあるので、ぜひライフカードの申し込みを検討しましょう。