カードの支払いが遅れそう!猶予期間や信用情報への影響を解説

増税後、お買い物の支払いをキャッシュレス化することで現金やポイントの還元があって便利なクレジットカード。

でも、うっかり支払日を忘れていてドッキリしたことはありませんか?

  • 支払日を忘れていて引き落としができていなかった!
  • 買い物のしすぎでお金が払えない!
  • もう何回も引き落とし日から遅れて振り込みをしているけど大丈夫?

なんてこんなことを繰り返していると大変なことになるかもしれませんよ!

今回は、クレジットカードの支払いが遅れたら一体どうなるのか、考えられる危険性や対処法をお伝えします。

カードの支払いが遅れそう!1ヶ月でもダメ?

1ヶ月支払いが遅れてもブラックリスト入りすることはありませんが、確実にクレジットカード会社との信用が失われていると考えて間違いありません。

しかし、ブラックリスト入りしないからと言って安心はできません。

カード会社によっては、1ヶ月の支払い遅れ(滞納)でクレジットカードの強制解約を伝えてくる場合があります。

強制解約の恐れがある厳しめのカード会社

  • 三井住友カード
  • 楽天カード
  • セゾンカード

この3社に関しては、支払いが遅れないように注意しましょう。

もちろん、その他のカード会社も強制解約の恐れはあります。きちんと期日に支払いができるようにしておきましょう。

他にも、下記の項目で説明するように支払い遅れ・滞納で信用情報が傷つく恐れもあるので、注意しましょう。

カードの支払い遅れや残高不足で止まる・使えないのはいつから?

カードの支払いが遅れたり、残高不足で引き落としができなかった場合、その翌日からカードの使用ができなくなります。

残高不足に気づかず、お買い物で支払いにカードを使用しようとすると利用停止になっていたということも少なくありません。

支払い遅れ・残高不足が数回続くと悪質とされ、カードが使用できなくなるばかりでなく、クレジットカードの強制解約の危険性が高まります。

支払い遅れ・残高不足の多い月は「ボーナス月」であることが分かっています。

ボーナスを期待して高額な買い物をしたり、旅行をしたりした後で、「ボーナスが大幅カットされた」「ボーナスの支払いが遅れている」などのトラブルに見舞われることがあり、たちまち残高不足で支払いが困難となってしまうわけです。

カードの支払い遅れで止まる前に電話はかかってくる?

カードの支払いが遅れて、利用停止になる際、事前にカード会社からあなたにその旨を知らせる電話がかかってくることはありません。

カード会社から連絡があるのは、利用停止になった後になります。

たいていの場合、買物の支払いでクレジットカードを使用するときに初めて利用停止になっていることに気づきます。

もしくは、支払い遅れや残高不足の件でカード会社に電話を入れた際、「では、利用停止解除の手続きをします」と告げられ、自分のカードが利用停止状態であったことに気づきます。

引き落としができなかった後のカード会社の対応としては・・・

  1. 再引き落とし日、振込み、コンビニ支払いを催促するはがき、もしくは封書が届く。→この時、すでにカードは利用停止になっています。
  2. カード会社から督促の電話がかかる。
  3. カードを強制解約される。
  4. カード利用残金を一括で支払うよう督促状が届く(リボ・分割も含む)
  5. 支払えない場合は差し押さえ処分になる。

このような流れで、処置が取られます。差し押さえ処分になると債務処理もできません。

カードを強制解約されると、二度と同じカードを作ることはできません。知らない電話番号からの着信があったら注意しましょう。カード会社の電話番号は調べることができます。

カードの支払い遅れによる利用停止はいつまで?いつから使える?

利用停止になってから、あなたのクレジットカードが復活するまでの日数は気になりますよね。

特に、次のクレジット決済が近づいている場合はなおさらです。利用停止解除になる日程はクレジット会社によってまちまちです。

  • JCBカード・三井住友VISAカード・三菱UFJニコス・楽天カードなど:遅延した翌日からカード停止。入金が確認できたらその日中もしくは翌日に停止が解除されます。
  • アメリカン・エキスプレス:支払い期限を過ぎても再引き落とし日までは使用可能です。

各会社とも規定の支払日より遅れた場合は、4営業日までに入金を完了しなければなりません。

それ以上引き伸ばすと、解約の可能性が高まります。

残高不足が2回目以上になってしまった!どうなる?

残高不足が2回以上になると、強制解約の危険性が高まります。

支払い遅れ・残高不足で強制解約の危険度は

  • 1回目  危険度は低い
  • 2回目  やや危険
  • 3回目  危険性が高い
  • 4回目  極めて危険

という状態になります。

支払い遅れや残高不足が2回目にもなると、新たにローンが組めなくなったり、新しく携帯電話の契約ができなくなったりする可能性が高まります。

これを見ても、カードの支払いは絶対の遅れてはいけないということが分かりますよね。

カードの支払い遅れが招くリスクとは?

クレジットカードの支払いが遅れることで降りかかるリスクはたくさんあります。

特に、利用停止になってしまうと、公共料金やローンなど定期的にクレジットカードで支払いをしていたものが全て支払うことができなくなってしまいます。

停止の通達が来たらすぐに支払い方法の変更手続きをしなくてはなりません。

カードの支払い遅れ・遅延は信用情報に影響あり?

カード代金の支払い遅れ・遅延状態が続くと「ブラックリスト入り」するという話を聞くことがありますよね。

実際には「クレジットヒストリー」(クレヒス)と呼ばれるもので、返済を延滞するとあなたの信用情報に影響を及ぼします。

1日でダメな場合もあれば、60日間なら大丈夫という場合もあり、会社によって様々です。

携帯電話の通話料の遅延も対象です。

以前は、対象外だった奨学金の返済も2010年から対象になりました。

支払い遅れや遅延で信用情報に影響があると、次のような事柄に影響があります。

  • クレジットカードの利用に制限がかかる
  • クレジットカードが強制解約される
  • 新たに住宅・マイカーローン・携帯電話の契約ができなくなる
  • クレジットカードの入会審査に落ちる
  • クレジットカードの更新ができなくなる
  • 遅延損害金を請求される

自分の信用情報を知りたいときは、開示を求めることができます。

クレジットカードの信用情報を取り扱っている機関としては、クレヒスの情報を取り扱う信用情報機関はCIC(シー・アイ・シー)、JICC(日本信用情報機構)、KSC(全国銀行個人信用情報センター)があります。

郵送で情報を送ってもらう場合と、ネットで見る方法があります。

ただし、開示には手数料がかかります。気になる時は、開示請求をしましょう。

カードの支払い遅れでローンが組めなくなったケースとは

【体験談】

正社員で7年間勤務をしています。小さな会社とは言え、ある程度の役職をもらっていて、給与もそれなりにあるつもりです。

過去に私の不注意からクレジットカードの支払いを2~3回遅延してしまいました。3日程度の遅延だったので、それほど気にしていなかったのですが、この度住宅を購入することになり、そのことが心配になっていました。

以前に知人から「クレジットカードの支払いを1回でも遅延すると住宅ローンを組むことができない」と聞いていたので、さらに心配が深まっていました。

さらに、主人にはクレジットカードでのショッピングローンの借金があったことがわかり、支払いが滞っていることが分かりました。主人の支払い分は債務整理をすることになり、1年かけて完済しております。

つまり夫婦でクレジットカードの使い方に問題があり、反省しています。

クレジットカードの遅延があってもローンが組めたという話も聞いていたので、淡い期待をして審査してもらいましたが、やはりダメでした。

夢のマイホームは諦めざるを得なくなり、ショックを受けています。

このように、「少しくらいなら」と思っていたクレジットカードの遅延の事実が、将来に暗い影を落とすこともあるわけです。

カードの支払い遅れで利用停止に!ケース別に対処法を詳しく解説

上記の通り、クレジットカードの支払いは1日でも遅れると、ほとんどのカード会社はカードの利用を停止します。

再びカードの使用を可能にするには、すみやかに利用代金を支払うことです。

支払い方法には、カード会社から送られてくる振込用紙の利用や、指定された口座への振込、再引き落としなどがあります。

クレジットカードの支払遅れ・VISAの場合の対処法

支払日の翌日から遅延損害金が発生します。ショッピングの場合は利息14.6%、キャッシングの場合は20.0%です。

遅延すると、支払期日の2営業日後からクレジットカードが利用停止になります。

すぐに支払いが行われないと、督促の電話が携帯にかかってきます。

この段階で対処しておくことをお奨めします。

電話は、携帯が繋がらない日が続けば自宅、職場とかかってくるようになります。

すみやかに対応して、支払いの意思があることを伝えておかなければなりません。

クレジットカードの支払遅れ・JCBの場合の対処法

毎月10日が支払日の場合、20日以内に支払うと翌日からカードが利用できます。

支払いが滞ってから1ヶ月以内にハガキ、電話で督促が来ます。

他社よりも多少猶予があります。

遅延損害金はショッピングで14.6%、キャッシングで20.0%です。

JCBカードは分割返済にも応じてくれるので、返済が遅延した場合はすぐにサポートデスクに電話して相談をしましょう。

JCBのサポートデスクの対応は、柔らかい印象だという口コミもあります。

クレジットカードの再引き落としはいつ?

クレジットカードの再引き落としは各カード会社によって異なります。ほとんどの場合は、翌日から4営業日までに引き落とされます。

三井住友カード三井住友、みずほ銀行 翌営業日
上記以外の銀行 2〜3営業日
MUFGカード2~3営業日
JCBカード2営業日
イオンカード3~5営業日
楽天カード楽天銀行 当日〜翌日
上記以外の銀行 2~4営業日後
セゾンカード再引き落とし無し
オリコカード2~4営業日
アメリカン・エクスプレスみずほ銀行・三井住友銀行 当日〜翌日
上記以外の銀行 再引き落とし無し

上記は目安です。状況によって異なる場合があります。

使っているカード会社に直接問い合わせが必要です。

クレジットカードの引き落としがされない場合は?

クレジットカードの引き落としができなかった場合は、電話での督促が始まります。クレジットカード会社の電話番号はネットで検索すればすぐにわかりますので、カード会社からの電話には必ず出るようにしましょう。

居留守を使っていても事態がこじれるだけです。

どうしても支払いができない時は、支払い方法を分割やリボ払いに変えてもらえる可能性もありますので、一人で考え込まずにカード会社に相談をしましょう。

銀行系カードであれば、ローンを頼んで支払いに充てることもできます。

カードローンの中には、即日融資できるのもあります。初めての利用なら1ヶ月無利息で借りることができるので、最終手段として利用するのも方法の一つです。

カードローンの利点は、クレジットカードの遅延損害金よりも金利が低いことや、信用情報を無傷で済ませられることです。

カードの支払いは遅れないように!締め日・残高は常に確認を

クレジットカードの利用代金は支払日の前日までに銀行に用意しておくことが必須です。

1日くらいなら…という甘い考えは通用しません。残高を常に確認しておきましょう。

ネットバンキングを利用して、スマホやパソコンで残金を確認できるようにしておくと便利ですよ。

また、支払いが遅れてしまったら、すみやかにカード会社に電話をするべきです。居留守を使ったり、逃げるような態度はマイナスにしかなりません。

キャッシュレス社会が進む中、これからさらにお世話になるであろうクレジットカードは、生活をしていく上で、利用できないとなると何かと不便です。

困ったらカード会社や弁護士に相談するなど、自分一人で抱え込まないようにしましょうね。

必ず解決する方法はあります。